私、犬飼美也妃は、4月1日から16日まで、群馬日仏協会のFrederic Weigel(フレデリック・ウィジェル)さんが企画した、アートプロジェクトSOTOに、パフォーマンスアーティストとして参加して来ました。
そのレポートを少しずつアップして行こうと思います。
「アート・プロジェクトSOTO」とは、ブザンソン美術大学(ISBA)をメイン会場として,フランス各地で,日本における現代アートの一側面を紹介するアート・プロジェクトです。11人の日本人若手作家を紹介。うち4人をフラ
ンスに招いて行われます。ISBAと群馬日仏協会の共催で,在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本の後援と,フランス・日本における様々な美術団体の協力を受けて開催されます。このプロジェクトは,「外」というコンセプトをめぐる4つの企画―3つの展覧会とパフォーマンス・ツ
アーにより構成されています。(invitationのドキュメントより引用)
招待していただいて、光栄です。ありがとうございます。
映像作品の展示とパフォーマンスをしながら、6つの地域のアートコミュニティーに出会う素敵な旅でした。
まず、始めの11日間は、フランスのフランシュ・コンテ地方、スイスに近いBesancon(ブザンソン) にあるISBA ( Institut Superieur des Beaux-Arts )という美術大学の寮に滞在しました。
その名も”スタンダール”
ブザンソンは、スタンダールの小説「赤と黒」に縁のある土地です。
中に入るとスタンダールの肖像が!
気候は、日本に比べて若干肌寒いくらい。雑草を見ると、ほぼ日本の春と同じ。でも、先に来ていた人達に聞くと、数日前には雪が降ったそうです。
日本と同じく、寮の近くの桜のような木が、ほころび始めています。
これが、滞在している11日間のうちに、どんどん満開になって行くのがとても綺麗でした。
4月1日から、時計はサマータイムに。びっくりしたのは、夜9時くらいまで明るい!そして、暗くなると一気に冷え込みます。
真冬用のダウンジャケットを持って行ったのは、やり過ぎか?と思いきや、とても役に立ちました。ダウン着てても寒い日もあったし。
大学の寮に猫って、なんかイメージ通り過ぎる。
毎日癒されてました。勝手にスタンダールと命名。
ブザンソンではスケジュールにゆとりがあったので、とてものんびりと、つかの間の、大学生生活を楽しめました。
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